ダイエットしようと決心すると、多分ほとんどの人が毎日体重計に乗って、自分の体重を測定して一喜一憂します。体重測定の結果をメモ帳などに記録しておく人も、かなりいるでしょう。
そして、目標体重になるまで体重を記録し続けた人は、必ずダイエットに成功します。
“目標体重になるまで”記録し続けるんですから、成功して当たり前です。
言い換えれば、ダイエットに失敗する人は、途中で記録を止めてしまった人ということになりますね。
「ダイエットしているのに体重がなかなか減らない」、「ダイエットしているのに昨日より体重が増えた」、「もう一週間同じものしか食べていないから、ダイエットが辛くてしょうがない」といった、さまざまな不安に襲われて、つい体重計に乗るのを止めてしまう。現実から目をそむけてしまうんですね。
でも、現実から目を背けたんじゃなくて、そもそも最初から現実が見えてなかったのかもしれませんよ。
実際に私が行ったダイエット体験を例に、現実が見えていなかった理由をご説明します。
体重だけでなく体脂肪もチェック

私が実践したのは、踏み台昇降とウォーキングが主体、食事制限は間食を控えるのみという、軽めのダイエットです。
上はダイエット開始から8ヶ月目のグラフですが、9月30日に65.3kgを記録してから一週間、体重は66.9kgまで増加しています。
「リバウンド?下げ止まり?」
せっかちな人はダイエット中止したくなるかもしれませんね。
ダイエットをしているのに一週間体重が減らないどころか、逆に増えてしまったら、効果が無いかもしれないと、不安になるでしょうね。
でも、私がこの体重増加でダイエットを止めてしまったかというと、そfんなことはなくて、それまでと同じペースでダイエットを続けました。下の歩数計グラフを見ると、踏み台昇降&ウォーキングをそれなりに実行していることが分かります。
歩数計グラフで、オレンジ色の“しっかり歩数(歩行時間)”というのが、ほぼ踏み台昇降またはウォーキングの歩数、時間に相当しています。

私がこの時の体重増加でダイエットを諦めなかった理由は二つあります。
一つ目は最初のグラフに示されているように、体重は増加していても、脂肪が減って筋肉が増えていたからです。
9月30日
体重:65.3kg
筋肉率:30.2%(筋肉量:19.7kg)
体脂肪率:24.0%(体脂肪量:15.7kg)
10月6日
体重:66.9kg
筋肉率:31.8%(筋肉量:21.3kg)
体脂肪率:20.3%(体脂肪量:13.6kg)
筋肉量が19.7kg→21.3kgと1.6kg増加したのに対し、体脂肪は15.7kg→13.6kgと、2.1kg減ってます。
ダイエット中は、体重だけでなく、ぜひ体脂肪の動向もチェックしましょう。
体脂肪の変化という現実が見えていれば、体重が多少増えても不安になりません。
脂肪が減って筋肉が増えていたという体重増加の原因が分かりますし、筋肉増えれば、太りにくい体になってるってことですから、不安どころか喜ぶべきっす。

というわけで、のんびりとダイエットを続けながら、10月の終わりには65.9kgまで体重を落としました。(^_^)
ダイエットの記録は成功への記録
体重が増えても、私がダイエットを諦めなかった二つの理由のうちの一つは、体重だけでなく体脂肪もチェックしていたことです。
では二つ目の理由。
“一時的な体重の増減は、よくあること”なので気にしなかったからです。
「そんなの当たり前じゃん」
・・・って全然当たり前じゃないっす。(^_^;
“一時的な体重の増減は、よくあること”を実感として理解するためには、ダイエット開始時からデータを記録し続けないと無理だと思います。
何度もションボリして、初めて“よくあること”と言えるんです。
例えば、私がダイエットを開始した3月、のっけから体重の戻りは発生していますから、“よくあること”どころじゃないっす。

「減らないなあ」と凹みながら、とにかく1ヶ月ダイエット・・・

1.3kg体重減ってました。
(^_^;
次は4月・・・

体脂肪もほとんど減っていない。
(-_-#
と思ったら・・・

後半にぐぐっと。
;^_^A
一番辛かったのは6月、7月頃でしょうか。
減っては戻し、また減ってはまた戻すという停滞期。
(x_x)

他のダイエットに切り替えるのも面倒だから、続けましたよ。
惰性で。(-_-)

でも、惰性は重要です。
6月〜7月の停滞期でダイエットをあきらめて、記録を止めてしまえば、8月〜9月の現実を見ることはできないんです。
8月は1kg減少。9月は1.7kg体重が減りました。(^^)


ダイエットって、単純に脂肪が落ちて体重が減るんじゃないんですね。
まず体重の減少と共に筋肉率が下がって体脂肪率が上がります。それから体脂肪率が徐々に下がって、筋肉率が上昇して体重もやや増加。これを繰り返して少しずつ体重と体脂肪が減って、筋肉の割合が増えていきます。
ダイエット記録をグラフにしてみると、まさに“三歩進んで二歩下がる♪”状態で、ノコギリの歯のような軌跡を描きながら体重が減少していくのが、おわかりいただけると思います。
たった1週間程度のダイエットで、昨日より減った増えたと一喜一憂するのは、実は、あまり意味が無いんじゃないかと思います。(^^ゞ

1日あたり90分、1万歩を目安に踏み台昇降とウォーキングを続けた結果、10ヶ月で8.8kg、ダイエットしました。
1日単位や週間単位では、じれったいぐらい体重が減らなくても、年間を通してみると、ダイエットできているのがはっきり実感できます。実際にダイエットの経過を記録して、現実を見続けてきた人には、この気持ちよさが分かって頂けると思います。(^_^)
ダイエットの記録を途中で止めてしまえば、ダイエットが成功しつつあるという現実も見えなくなってしまうんです。
「でも、月に1kgも減ってないじゃん。」
そりゃ、だって私、痩せるためのダイエット食なんて、食ってませんもの。
私の場合、1日あたり2000歩ぐらいしか歩かない生活なので、まず体を少しでも動かさないとメタボ健診がヤバイってことで、有酸素運動系の運動を始めたんです。
食事制限は間食を控えたのみ。最小限のことしかやってません。
満腹するまで飯食って、毎日酒も飲みながら、10ヶ月で8.8kgの減量です。
ポイントとしては、基本的に食事は腹十分目、満腹したら終了を心がけたことと、意識的に朝食を食べるようにしたことで、間食をしなくても空腹感をほとんど感じなかったことでしょうか。酒は夜中12時頃、焼酎2合を毎日お湯割りかロックで飲んでいました。ツマミ付きで。(^_^;
単に体重減らすだけなら、運動系ダイエットより、摂取カロリー制限した方が効率的です。夜中に酒を飲んだりせず、腹八分目の食事を心がけられる人なら、踏み台昇降などしなくても、私よりずっとハイペースでダイエットできるはずです。
ま、毎晩酔っぱらって帰ってくるお父さんでも、私ぐらいのペースでのダイエットは可能ということで、会社勤めで忙しい方の参考になれば。
※体重計と歩数計は、オムロン体重体組成計カラダスキャン“PCコントロール”HBF-354ITと、HBF-354IT付属のオムロンヘルスカウンタ Walking style HJ-710ITを使用、体重変化の表示は付属の、ソフトBI-LINK STANDARD EDITION 1.0のグラフです。